ビリ集団だった息子、何とか高校入試を突破

勉強嫌いの息子を何とか高校入試突破させるため、父親のボクも一緒に頑張りました。本格的に受験勉強を始めたのは中3の10月。部活を最後までやり切ってからでした。公立高校の入試までわずか半年間の短期集中なので、重視したのは勉強効率と受験テクニック。限られた時間の中で、いかにラクしてぎりぎりゴールに滑り込むかでした。

 

1、受験を知る

地元民ではないこともあり、改めて入試の仕組みをゼロから調査。内申点と学力試験の比重や選抜方法など、予備校がHPで公開している情報※が分かりやすかったです。

また、過去問をボク自身も実際に解いてみて出題傾向や難易度を体感。ここまでやると親の熱意だけではなく、息子への言葉の重みも増します。

2、本人を知る

中2までは勉強がつまらなくて授業中はいつも寝ていたそう。こんな息子の性格を客観的に知るために性格診断※もやってみました。本人も納得するくらいよく当たっていて、勉強方法を考えるうえでとても参考に。

さらに、普段どんな勉強の仕方をしているのか把握するためにも、土日は食卓でボクと向かい合わせになって一緒に。ここでいろんな問題点をつかむことができました。

3、勉強効率を追求する

前述の2つを知ったうえで、具体的にやることと日程をはっきり見える形にしてから勉強を開始。がんばることが目的ではなく、ぎりぎりでも合格するため、次のようなことで効率性と継続性を高めました。

  • 頭脳がもっとも活性化する午前中に集中して勉強。
  • 夜9時には寝て翌朝5時半起き。十分な睡眠と学校に行く前の勉強時間を確保。
  • 45分勉強して15分休憩の1セット1時間の繰り返しでメリハリをつける。
  • どの教科も浅く広く繰り返し。学校での問題集のうちA(基本問題)を徹底的に。
  • 問題文は何を問うているのか、問題ばかりを読む練習も。
  • 五感をフル活用。特に英語の音読は効果が大きかった。
  • 分かったフリは絶対にさせない。間違えた問題は何度も。
  • 難しい問題は初めから放棄。基本問題だけで7割得点を目指す。

その結果

年が明け受験まで残り2ヶ月の頃になって模試の成績が本人も驚くほど急上昇。偏差値40台でいつもビリ集団だったのが、直前の追い上げで偏差値60台の高校になんとか合格を果たしました。担任の先生も信じられない様子だったようです。

受験を通して、本人が自分に自信を持つようになったことが一番の成果でした。

気が向いたら記事を追加していきます。3年後、今度は弟の高校受験が待ってます。

 

※参考

愛知県公立高校入試 選抜方法・合格者の決定手順  (佐鳴予備校)

トライ式性格診断 (個別教室のトライ)